2020/06/14

梅雨のおうち時間は、美味しくなーれと仕込み仕事を。

梅に山椒にらっきょうと美味しく健やかに過ごすために一年分を仕込みましょう。

週末のおうち時間の仕込み仕事は、「らっきょう」を塩漬けと黒らっきょうに。
米寿まで元気だった父方の祖父は、食事の最後に「沢庵二切れとらっきょう一粒」を食べるのが日課でした。よって、毎年らっきょうの季節には、祖母がせっせとらっきょうの掃除をして一年分の甘酢漬けを仕込んでいたことを思い出しました。祖父は、目が不自由だったので、ご飯茶碗のご飯粒をきれいにさらえるために、毎食、最後に沢庵で茶碗のご飯粒を残さぬようにしてきれいに食べていました。食事の最後に沢庵をとるときも「一切れだと人を斬る、三切れだと身を斬るだから、二切れだ」と言いながら、孫の私たちが祖父の茶碗に沢庵をとっていました。そんなことを思い出しながらのらっきょう仕事。今回は、甘酢漬けを奄美大島の純黒糖で漬けこむ「黒らっきょう」に挑戦。どんな味わいになるか楽しみです。塩漬けは、辰巳芳子先生の塩漬けレシピで丁寧に。
らっきょうを生でたべたり、炒めたり、煮たりして楽しめるのは、今だけのお楽しみ。皆様も是非お試しください。

キレイにしたらっきょう
キレイにしたらっきょう
純黒糖とこめ酢
純黒糖とこめ酢
美味しくなーれと呪文をかけて、出来上がりを待ちます。
美味しくなーれと呪文をかけて、出来上がりを待ちます。

By おかみ@堀田雅湖(正子)

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